眠りと咳のクリニック虎ノ門|柳原 万里子 院長が語る、ビジネスパーソンのための睡眠と健康寿命とは

2025年8月15日に実施したインタビューを元に執筆しています。

「寝ても疲れがとれない」

「日中の集中力が続かない」

「仕事のプレッシャーで寝ようとしても目が冴えてしまう」

日本で働く多くのビジネスパーソンが、こうした「眠り」の悩みを抱えていることでしょう。

年齢や寝不足を理由に放置しがちなその不調は、あなたの日々のパフォーマンスだけでなく、将来の健康寿命をも脅かすサインかもしれません。

この記事では、虎ノ門で働く人々の睡眠問題に真摯に向き合う「眠りと咳のクリニック虎ノ門」の柳原 万里子(やなぎはら まりこ)院長に、睡眠医療の最前線について伺いました。

目次

眠りと咳のクリニック虎ノ門|開院までの道のり

呼吸器内科医としてキャリアをスタートし、睡眠医療の道へ。

その異色の経歴の裏には、現代医療が抱える課題との葛藤と、患者一人ひとりへの強い想いがありました。

なぜ虎ノ門の地で、睡眠と咳に特化したクリニックを開いたのでしょうか。

ーー先生が睡眠医療という分野を専門に選ばれたきっかけは何だったのでしょうか?

柳原院長
 私が先に専門医を取得したのは呼吸器内科です。呼吸器内科は急性期から慢性期まで、また肺炎といった感染症、気管支喘息などのアレルギー疾患、膠原病などの自己免疫疾患、神経筋疾患や術後の呼吸不全、肺がんや肺転移といった悪性腫瘍まで、幅広い疾患を通して様々な患者さまとお付き合いのできる非常にやりがいのある分野です。
 臨床の現場では何科であっても睡眠の問題と無縁ではありません。私の場合は、人工呼吸管理、とりわけ睡眠時無呼吸症候群の診療をする中で「呼吸の問題だけを解決しても、ご本人にとっての一番の困りごとである『眠い』『疲れが取れない』といった悩みが解決しない」というシンプルかつ重大な現実に直面したことが睡眠医療に取り組むきっかけとなりました。
 目の前の患者さまの「寝ても疲れがとれない、日中に眠い」の原因の探り方、解決の仕方について、専門的な教えを乞える医師が全国的にも非常に少ない状況のなかで、まず自分が「睡眠」を深く理解し、患者様の抱える問題に正面から取り組めるようになりたい、そう強く思ったのがこの道へ進んだきっかけです。

ーーそこから専門知識をどのように学ばれたのですか?

柳原院長
 まず学会や研究会に参加しましたが、専門的な討論や学術的な講演内容のほとんどが理 解できず、圧倒的な睡眠についての知識不足を実感しました。臓器別に分類された医学部の授業では形のない「睡眠」について体系的に学ぶ機会はほぼなく、臨床での需要に対して医師の睡眠障害についての知識は大きく不足しているのが現状ではないかと思います。
 「睡眠について専門家へ質問ができるレベルまで知識を身に着ける」そこを目標に私の勉強は始まりました。睡眠や睡眠障害に関する成書をご紹介いただき文献を検索し、睡眠の専門医を取得しましたが、いざ臨床となると太刀打ちできません。
 というのも睡眠障害は実に70種類近くあり、たとえば「眠い」という一つの症状を起こす原因となる疾患があまりに多くあります。他の診療科と同様に、実際の臨床では患者さまの声に耳を傾け、背景を聞き出し、ヒントとなる情報から疑わしい疾患にあたりをつけ、個々の患者さまに合った解決へと導くための知識と経験が必要となるのです。
 
 幸運なことに、私は当時所属していた筑波大学睡眠医学寄附講座の佐藤誠教授、ご縁をつないでいただいた東京医科大学睡眠学寄附講座の井上雄一教授のご厚情を賜り、当時数少ない睡眠医療の専門クリニックであった睡眠総合ケアクリニック代々木にて学ぶ機会を得ました。睡眠分野の先駆者であり国際的にご活躍されている先生方が普通に隣の椅子で冷やし中華を啜っておられ、質問をすると麺の汁と情熱をほとばしらせながらアカデミックに惜しみなく答えてくださる。全国から様々な睡眠のお悩みを抱えた患者さまがご来院され、全国屈指の検査設備と技術を備えた検査技師の方々とともに昼夜を問わず診療に取り組める。そのような貴重かつ特殊な環境で約10年間、睡眠医療の経験を積ませていただけたことは、私の大きな財産になっています。

ーー多くのビジネスパーソンが行き交う虎ノ門を開業の地に選ばれた理由を教えてください。

柳原院長
 日本屈指のビジネスエリアであるこの地で睡眠医療をしたら絶対に面白い。それが虎ノ門に開業した一番の理由です。
 我々のクリニックの後ろには不夜城と揶揄される「霞ヶ関」の官公庁群が、目の前には今も開発が進む「虎ノ門」の高層ビル群が、お隣には戦後の日本を支えてきたサラリーマンの街「新橋」があります。虎ノ門駅徒歩30秒の当院の前の歩道には終電近くの時間でもなお仕事帰りの方々にあふれ、見上げれば周囲のビルの窓もところどころ光が灯っています。
 深夜まで睡眠時間を削って働いておられるその頑張りが、実は明日のパフォーマンスを落とし、悪循環をして日本経済の発展の妨げになっている。さらには個人の今日明日の心身の健康を脅かし将来の健康寿命をも縮めている。臨床医として研究員として睡眠と向き合う年月が伸びるほど、私はこの悔しい事実を繰り返し経験し、実感を重ねることになります。「先生、会社に何とか言ってやってよ」疲れ果てた声で絞り出すように仰った患者さまの声が忘れられません。
 だからこそ、この場所で頑張られておられる方々の「明日の心と頭と体の元気を、そして将来の健康寿命(ハッピーリタイアメント)を守りたい」そんな想いから、この虎ノ門での開院を決めました。

ーー「眠りと咳のクリニック虎ノ門」という院名には、どのような想いが込められているのでしょうか。

柳原院長
 睡眠時無呼吸症候群とそれ以外の睡眠障害全般に向き合っていること、もう一つの専門分野である呼吸器内科の診療も行っていること、そしてビジネスパーソンが立ち寄りやすい立地であることをお伝えできるように、この院名にしました。
 そして、もう一つ、思いがけず患者さんから教えていただいたメリットがあります。「先生がこのよくわからない病院の名前を付けてくれたから、私は来やすいです」とおっしゃるのです。「眠い病気で病院に出入りしているところを会社の人に見られたくない。この名前なら『風邪をひいた』と言えるから」と。実際、コロナ禍の経験を経て皆さまが咳に敏感になっておられることもあり、当院の「とまらない咳外来」は多くの方にご利用をいただいております。
 眠れない・眠りすぎてしまう・いびきや寝言がひどい・朝起きられない。どんな睡眠のお悩みであったとしても、この院名がご来院いただく方々にとって心理的なハードルを少しでも下げる一助になってくれていれば嬉しいです。

【世界一眠れていない日本人】人々のパフォーマンスをむしばむ「睡眠不足」の実態とは?

「寝食を削って頑張る」は、もはや美徳ではないと柳原院長は語りました。

眠る時間を削って社会や家庭を支えた結果、リタイヤしたときには身体や心の自由が利かず、自分が自分でなくなり、楽しむことも限られてしまうとしたら。

多くの日本人が気づかぬうちに抱えている「睡眠不足」が、いかに日中のパフォーマンスを低下させ、心身を蝕んでいるのでしょうか。

ーー少し噂で聞いた事があるのですが、日本人の睡眠時間は、世界的に見ても危機的な状況なのでしょうか?

柳原院長
 はい、残念ながら事実です。2021年のOECD(経済協力開発機構)加盟国の平均睡眠時間を比較した調査1によると、日本人の平均睡眠時間は7時間22分で、最も長い米国は8時間51分、加盟国の平均睡眠時間の8時間28分と比べても約1時間短い結果でした。とりわけ勤労世代の平日の睡眠時間は短く、40代・50代の男性で約6時間55分、50代女性で約6時間36分と報告されています2。とはいえ、日本人の平均睡眠時間は昔から短かったわけではなく1960年の時点では8時間13分3、世界平均と同等でした。つまり日本人は短時間睡眠に耐えられる特殊な遺伝子を持っているわけではなく、近代化や社会の変化に伴い睡眠時間が人間の限界近くまで過度に短縮してしまったことがわかります。
 毎日6時間眠っているから私は寝不足ではないと仰る方もおられますが、実は6時間は睡眠の研究者が睡眠不足の悪影響を確認したいときに設定する睡眠時間なのです。例えば、毎日6時間の睡眠で頑張っている状態では、普段から8時間睡眠時間をとっている人の徹夜明けと同等レベルまで脳の働きが低下することが報告されています4。徹夜明けの脳の働きは酒気帯び運転で捕まるレベルという研究報告もあります5ので、もし睡眠不足が原因で本来持っている能力を発揮できない状態のまま何年も人生の貴重な時間を過ごしているとするならば、とても勿体ないことだと思います。

ーー「質的な睡眠不足」とはどのような状態ですか?

柳原院長
 睡眠不足ときくと睡眠「時間」の不足のことと思われがちですが、実は睡眠の質の低下によっても睡眠不足は生じます。布団で眠ろうとして横になっているのに眠れていない時間が多くある、もしくは眠っているつもりでも眠りが浅く十分な睡眠をとれていない、このような状態を質的な睡眠不足と考えます。
 勤労世代の睡眠の質を低下させる睡眠障害の代表は「不眠症」と「睡眠時無呼吸症候群」です。ほかにも頻尿や体の痛みや痒み、更年期のホットフラッシュなど睡眠障害以外の他疾患が原因となり睡眠の質が低下することもあります。睡眠時間が足りていないうえに、睡眠の質まで低下すると「睡眠不足」は加速します。

ーー量的および質的な睡眠不足は、具体的にどのような影響を及ぼすのですか?

柳原院長
まず、睡眠には

  • 体のメンテナンス(全身の細胞の修復・免疫力の維持・疲労の回復)
  • 脳のメンテナンス(脳機能の回復・脳の老廃物の排出・記憶の整理定着)
  • 心をメンテナンスする

という3つの大切な役割があります。
 量と質、いずれの睡眠不足も明日と将来のパフォーマンスと心身の健康、さらには社会経済へ大きな悪影響を及ぼします。
 睡眠不足の短期的な悪影響として、集中力や判断力、作業効率の低下といった日中パフォーマンスの低下、風邪をひきやすいなどの免疫力の低下、情緒不安定、ストレス耐性の低下、肌荒れなどが挙げられます。長期的な悪影響としては肥満、高血圧や糖尿病といった生活習慣病、うつ病、心筋梗塞や脳梗塞といった心血管疾患、がん、将来の認知症のリスクを増加させることが挙げられます。

ーー睡眠が「将来の健康」にそこまで影響するというのは、少し怖い気もします。

柳原院長
 そうですよね。後遺症の残る可能性のある疾患のリスクは避けていただきたいですし、ハッピーリタイアメントのために、特に自分が自分でなくなるかもしれない認知症と睡眠との関連は知っておいていただきたいです。
 アルツハイマー型認知症の原因物質である「アミロイドβ」は脳の老廃物のひとつであり、覚醒中に脳髄液内に溜まり、主に睡眠中に脳の外へ洗い流されます。覚醒している時間に対して相対的に睡眠が不足すると、この脳の“お掃除”が十分に行えず、老廃物が脳内に蓄積し始めます。アミロイドβの脳内への蓄積は40歳頃から始まり、徐々に脳の機能や細胞を障害し、75歳頃に認知症の臨床症状を発症させると言われています6。一方で睡眠時間を十分に確保してきた高齢者では脳へのアミロイドβの蓄積が少なく、認知症発症のリスクが低いことも知られています7
 つまり40歳以降の睡眠のとり方で、20年後、30年後の自分の脳の状態が変わるかもしれない。睡眠は、短期・長期ともにリターンが期待される有効な「投資」なのです。

見過ごしてはいけない睡眠のサイン

眠っている間のことは自分ではわかりません。

また、日中の不調も慣れてしまうと年齢や疲れのせいにしてしまいがちです。

「辛そうだけど無理していない?」「最近、しっかり眠れてる?」など、大切なご家族やパートナー、元気のない同僚が自分の睡眠時間を犠牲にしていないか、睡眠の問題を後回しにしていないか、を確認することが大切だと柳原院長は言います。

ーーパートナーや家族、同僚が睡眠に悩んでいる場合、周りの人は何ができますか?

柳原院長
 ビジネスパーソンがとくに気を付けたい睡眠障害は前述の「睡眠不足症候群」そして「睡眠時無呼吸症候群」と「不眠症」です。
 まず、「睡眠時無呼吸症候群」は睡眠中に頻回の無呼吸(10秒以上持続する呼吸停止)や低呼吸を生じる睡眠障害です。睡眠中の呼吸苦により眠りが浅くなり日中の疲労感や集中力の低下、眠気などを生じるほか、酸素不足のために心臓や全身の血管、脳細胞にも負担をかけ、高血圧や糖尿病、将来の心血管疾患(心筋梗塞・脳梗塞・狭心症)や認知症のリスクが上がります。
 疲労感や眠気、夜間頻尿、起床時の口渇や頭痛など様々な不調の原因となりますが、自覚症状がない場合もあります。大きないびきを伴うケースが多いため、パートナーや家族、友人がいびきをかいていないか、お互いにチェックしてみましょう。睡眠アプリ等でチェックをするのもひとつの手です。太った40代以降の男性に多いイメージがありますが、アジア人はさほど太らなくても発症しやすく、更年期以降の女性も発症しやすくなるため注意が必要です。いびきはハッピーリタイアメントを脅かす危険なサインと考えましょう。

ーー不眠症についてはいかがでしょうか。

柳原院長
 「不眠症」は「入眠困難(寝つきが悪い)・中途覚醒(夜中に目が覚める)・早朝覚醒(朝早く目が覚める)・熟睡感の不足」といった症状のために、日中の倦怠感や集中力低下、心身の不調などを生じ社会生活や私生活に支障をきたす睡眠障害です。
 ビジネスパーソンでは仕事や対人関係のストレス、環境の変化などが発症の誘因となるケースが比較的多く、長期化すると「眠れないことがストレス」といった風に明確な誘因を特定しづらくなる傾向があります。
 不眠症とうつ病の関連は根深く、実にうつ病の発症前に不眠症状を生じる人は41.0%、うつ病の再発前に不眠症状を生じる人は56.2%とも報告されています8。さらにポイントとなるのは自覚のしやすさ。ご自身の心の不調を認めるのは勇気がいりますが、「最近眠れなくて」という事実は比較的認めやすく、また心の不調を相談するよりもハードルは高くありません。パートナーや同僚に眠れていない様子があったり、ご自身がお困りの場合には気軽に「睡眠外来」をご検討いただければと思います。

眠りと咳のクリニック虎ノ門 栁原院長から送る「睡眠に悩んでいるあなた」へのメッセージ

最後に、日々の激務の中で睡眠の問題を抱え、一人で悩んでいるビジネスパーソンへ、柳原院長からメッセージをいただきました。

ーー先生が診療で最も大切にされていることは何ですか?

柳原院長
 ご縁をいただいた方々への敬意です。
 このエリアには日本の社会を支えておられる非常に優秀な方々、人としても完成された方々が多くいらっしゃいます。心身と睡眠時間を削り社会やご家庭のために頑張っておられる方々が、その貴重な時間を割いて来院され、困りごとを打ち明け、解決を目指して作戦会議をし、また社会やご家庭へ戻られる。そのような方々に対し、私たちは尊敬の念をもって接するべきだと考えております。
 人対人として対等な立場で向き合い、ここにいる時間に少しでも心の鎧を脱ぎ肩の荷を下ろして、ご来院時よりも少し明るい顔になってお戻りいただける。そんな大人の保健室のような癒しの場所でありたいと、スタッフ一同常に心がけています。

ーー最後に、この記事を読んでいる、今まさに悩んでいる方々へ一番伝えたいことは何でしょうか。

柳原院長
 睡眠のお悩みは何科に相談すべきかわからず迷われるケースもあるかと思います。「こんなことで病院に行ってもいいだろうか」と考えず、まずは睡眠の専門医へご相談をいただきたいです。
 当院では睡眠と咳のいずれに対しても、お困りの症状の背景や歴史を探り、できる限り根本治療(原因を解決する治療・もしくは生活での手の入れどころ)を見つけることを大切にしています。これは例えば不眠症に対して睡眠薬を使用している場合においては、その減薬や中止に役立ちます。
 もう一つ大切にしているのは、患者さまのご希望や生活に合わせて現実的かつ有効な治療方針を立ててゴールを共有することです。医学的に100点満点の治療方針が、必ずしもその方にとっての最善とは限りません。その方にとっての優先順位があることもありますから。
 「上手く眠れないことによる弊害」をいかに現実的にヘルシーに解決するか、ご一緒に作戦会議をし、ご縁をいただきました皆さまの「健やかな明日と将来を見据えた健康寿命」を守りたいと考えています。

眠りと咳のクリニック虎ノ門

診療科目心療内科・呼吸器内科
住所〒105-0001
東京都港区虎ノ門1丁目1-18 ヒューリック虎ノ門ビル1階
院長名柳原 万里子
診療時間(月・火・木・金)10:00-14:00 / 16:00-20:00
(第1・第3水曜日)10:00-14:00
休診日土曜日、日曜日、祝日
電話番号03-6205-7541
最寄り駅東京メトロ 銀座線「虎ノ門駅」9番出口徒歩30秒
丸の内線・日比谷線・千代田線「霞ヶ関駅」徒歩5分
都営三田線「内幸町」徒歩7分
JR・ゆりかもめ・都営浅草線「新橋駅」徒歩10分
JR「東京駅」タクシー10分
  1. OECD Gender data portal 2021 Time use across the world ↩︎
  2. NHK国民生活時間調査2020 ↩︎
  3. NHK国民生活時間調査2010 ↩︎
  4. Van Dongen HP, et.al. Sleep 15;26(2),2003 ↩︎
  5. D Dawson & K Reid. Nature 388(6639):235, 1997 ↩︎
  6. Reisa A et al. Alzheimers Dement. 2011; 7(3): 280-92 ↩︎
  7. Spira AP et al;JAMA Neurol 70:1537,2013 ↩︎
  8. Ohayon MM et al. J Psychiatr Res 37:9-15,2003 ↩︎
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この記事を書いた人

診療ナビ」はアドバイザーナビ株式会社が運営する医療情報発信メディアです。開業クリニックの先生方に直接取材を行い、診療への姿勢や先進医療への取り組み、地域医療への貢献、さらには医療業界に対する考えや想いをお届けします。読者の皆さまにとって、医療をより深く理解し、身近に感じていただける発信を続けてまいります。

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