MOMO CLINIC|笠井 諒 総院長|「職人」としての圧倒的な技術と情熱|”自然な若返り”を目指して

2025年12月2日に実施したインタビューを元に執筆しています。

鏡を見るたびに気になってしまう目元のたるみや、フェイスラインの崩れ。

「昔のような自分に戻りたい」「きれいになりたい」と願う一方で、「美容整形は怖い」「不自然な顔になったらどうしよう」という不安を抱えている方は少なくありません。

大阪市住吉区、閑静な住宅街である帝塚山に位置する『MOMO CLINIC(モモクリニック)』。ここは、そんな大人たちの切実な悩みに、圧倒的な技術力と深い愛情で応えるクリニックです。

今回お話を伺ったのは、総院長の笠井 諒(かさい りょう)先生。形成外科専門医として培った緻密な解剖学的知識と、大手美容外科で磨き上げたセンスを融合させ、「職人」と呼ぶにふさわしいこだわりで手術に向き合っています。

特に「眉下切開(眉下リフト)」や、難易度の高い「フェイスリフト」においては、全国から患者様が訪れるほどの名医として知られています。

なぜ、笠井 諒先生はそこまで「技術」にこだわるのか。そして、なぜ「自然な仕上がり」を追求し続けるのか。先生の人柄に至るまで、詳しくインタビューを実施しました。

目次

形成外科という「職人」の道へ|MOMO CLINIC 笠井 諒 総院長の原点

形成外科専門医としての確かな技術と、患者様の「本当の悩み」を引き出すカウンセリングに定評がある笠井 諒先生。

しかし、そのキャリアのスタートには、意外なエピソードがありました。

まずは医師を志したきっかけと、形成外科・美容外科を選んだ理由についてお聞きしました。

ーー先生は現在、美容外科の第一線で活躍されていますが、もともとは歯科医師を目指されていたと伺いました。それは本当でしょうか?

笠井総院長
 はい、本当です(笑)。実は学生時代、医師になるか歯科医師になるか、進路について非常に悩んでいた時期がありました。というのも、私は昔から細かい作業が大好きで、自分の「腕一本」で技術を突き詰めていくような仕事に強い憧れを持っていたからです。「職人」や「匠」といった世界観ですね。
 歯科医師は、まさに自分の手先の技術で治療を完結させる仕事ですよね。そこに魅力を感じて歯学部を目指していたのですが、同時に医学部にも合格しまして。将来の可能性や親の後押しもあり、最終的には医学部への進学を決めました。
 ただ、医師になってからも「自分の手を動かして治したい」「技術職でありたい」という根っこの部分は変わりませんでした。内科のように薬で少しずつ治していく分野も素晴らしいですが、私にとっては少し物足りなく感じてしまって。自分の手で行った処置が、ダイレクトに結果として現れる。そんな外科系の分野こそが、自分の進むべき道だと確信しました。

ーーその中でも、なぜ「形成外科」という分野を選ばれたのですか?

笠井総院長
 形成外科は、外科の中でも特に「職人芸」が求められる領域だからです。例えば、救命救急や一般外科は「命を救うこと」が最優先ですが、形成外科は「傷をきれいに治すこと」「失われた形態を元通りにすること」を追求します。機械や薬に頼るのではなく、医師の縫合技術や組織の扱い方一つで、仕上がりが劇的に変わるんです。
 「この先生は上手い」「あの先生はすごい」という実力差がはっきりと出る世界。それが私にはたまらなく面白く、そして挑戦しがいがあると感じました。形成外科医として、全身のあらゆる手術に携わり、解剖学を徹底的に学び直す日々は、本当に楽しかったですね。難しければ難しいほど燃えるタイプなので(笑)。

ーーその後、美容外科へ転身され、大手クリニックでご活躍されました。そこからご自身でMOMO CLINICを開業された経緯を教えてください。

笠井総院長
 形成外科専門医としての技術をベースに、さらに美しさを追求したいと考え、美容外科の世界へ飛び込みました。就職先として選んだのは、美容外科の総本山とも言える「高須クリニック」です。
 形成外科出身の優秀なドクターが集まる環境で、しかも「目だけ」「鼻だけ」といった部分的な専門ではなく、全身すべての手術を担当させてもらえる。そこで3年間、来る日も来る日も手術に明け暮れ、美容外科医としての技術とセンスを徹底的に叩き込みました。ただ、組織の中でキャリアを積んでいくうちに、ある種の「満足感」というか、物足りなさを感じるようになったのも事実です。
 「もっと自分の理想とするクリニックを作りたい」「自分の名前と技術で勝負したい」という思いが強くなり、開業を決意しました。また、妻が美容皮膚科を専門にしていることも大きな後押しになりましたね。私が外科を担当し、妻が皮膚科を担当する。そうやって夫婦で連携すれば、患者様のあらゆる悩みに応えられる理想的なクリニックが作れると考えたのです。

「切開・止血・縫合」|笠井 諒 総院長がこだわる”美しい仕上がり”

美容整形において、患者様が最も気にするのは「仕上がり」と「傷跡」です。

笠井総院長は、その傷跡を極限まで目立たなくすることに、並々ならぬ情熱を注いでいます。

ーー先生のSNSや発信を拝見していると、「傷跡のきれいさ」に対する自信とこだわりを強く感じます。手術において、特に重視されていることは何でしょうか?

笠井総院長
 私が手術において何よりもこだわっているのは、「切る」「止血する」「縫う」という、外科手術の基本中の基本である3つの工程です。「なんだ、当たり前のことじゃないか」と思われるかもしれませんが、この3拍子が完璧に揃わなければ、美しい仕上がりにはなりません。
 例えば「切る」という動作一つとっても、迷いなくスパッと切るのと、ためらいながら切るのとでは、組織へのダメージが全く違います。ダメージが少なければ腫れも少なく、治りも早い。
 そして「止血」。出血を最小限に抑えることは、術後の内出血や腫れを防ぐために不可欠です。
 最後に「縫合」。これはもう、形成外科医としての腕の見せ所ですね。皮膚の断面を寸分の狂いもなく合わせ、適切なテンション(張力)で縫い合わせる。デザインセンスや流行を取り入れることも大切ですが、この土台となる技術が伴っていなければ、砂上の楼閣です。私は形成外科専門医として、この基本技術に関しては誰にも負けないと自負しております。

ーー手術道具や準備に関しても、先生独自のこだわりがあると伺いました。

笠井総院長
 はい、道具には徹底的にこだわっています。弘法筆を選ばずと言いますが、美容外科においては「弘法は筆を選び抜く」べきだと私は思っています。針と糸は、国内外のあらゆるメーカーの製品を実際に取り寄せ、自分で触って、試して、「これだ」と確信できる最高品質のものだけを採用しています。同じ規格の糸でも、メーカーによってしなやかさや針の切れ味が全く違うんですよ。
 そしてもう一つ、これは驚かれてしまうことが多いのですが……当院の手術準備や器具の滅菌・消毒は、すべて私自身が行っています。

ーー院長ご自身がですか? 通常は看護師さんやスタッフの方がされる業務ではないのでしょうか。

笠井総院長
 そうですね、通常はスタッフに任せる部分だと思います。でも、私は自分の手術道具を他人に触らせたくないんです(笑)。手術室は私にとって神聖な場所であり、戦場です。その準備が完璧でないと、最高のパフォーマンスは発揮できません。
 「この器具はこの角度で置いてほしい」「滅菌はここまで徹底してほしい」というこだわりが強すぎて、結局自分でやるのが一番確実で早いという結論に至りました。毎朝、誰よりも早く来て、掃除をし、器具を並べ、滅菌を行う。そこから私の手術は始まっています。
 スタッフも私の聖域には手を出してきませんね(笑)。でも、それくらい手術に対して真剣なんです。道具の不備で失敗するなんてことは、プロとしてあってはならないことですからね。

帝塚山にあるMOMO CLINIC|地域密着で高度な美容医療を提供する「隠れ家」

MOMO CLINICがあるのは、大阪・梅田や心斎橋といった繁華街ではなく、落ち着いた雰囲気の帝塚山。

なぜこの場所を選び、これからどのようなクリニックづくりを目指しているのでしょうか。

ーーあえて都心部ではなく、帝塚山という住宅街に開業された理由を教えてください。

笠井総院長
 主な理由は、ここが妻の地元であり、私たちが生活の拠点としている場所だからです。地域に根ざし、長く愛されるクリニックを作りたいという思いがありました。また、美容クリニックに通う患者様の心理として、「あまり人に見られたくない」という思いがあると思います。繁華街のビルだと、どうしても人目が気になりますよね。
 帝塚山のような落ち着いた住宅街であれば、人目を忍んで通いやすい。まさに「知る人ぞ知る隠れ家」のようなクリニックにしたかったんです。実際、開業してみると「静かで通いやすい」「誰にも会わずに済むのが嬉しい」といった声を多くいただいています。
 当院は完全予約制・個室制を採用しております。ラグジュアリーでありながら、自宅のようにリラックスできる空間づくりを心がけています。

ーー大手クリニックとは異なり、先生の「個」の力で患者様が集まっている印象を受けます。

笠井総院長
 そうですね。大手のように大々的な広告を出しているわけではないので、当院に来てくださる患者様は、ホームページやInstagramを見て、私の技術や症例写真をじっくり研究した上で、「笠井先生にお願いしたい」と指名してくださる方ばかりです。
 「家が近いから」という理由で来られる方はほとんどいらっしゃいません。大阪府内はもちろん、北海道から沖縄まで、さらにはベトナムなどの海外からも患者様がいらっしゃいます。
 無名の状態でスタートしましたが、一人ひとりの手術に全力で向き合い、結果を出していくことで、少しずつ口コミが広がり、信頼が積み重なっていくのを実感しています。「高須クリニックの笠井」ではなく、「MOMO CLINICの笠井」として選んでいただけることが、今は何よりの喜びですね。

笠井 諒 総院長の眉下切開とフェイスリフト|「自然な若返り」を目指す

MOMO CLINICには、目元のたるみやフェイスラインの崩れに悩む、多くの大人世代の患者様が訪れます。

笠井総院長が提案するのは、整形顔になることではなく、「あの頃の自分」を取り戻すための施術です。

ーー先生のもとには、どのようなお悩みを持った患者様が多く来院されますか?

笠井総院長
 圧倒的に多いのは、「たるみ」に関するご相談ですね。特に40代、50代以上の方で、まぶたのたるみや、フェイスラインのもたつきを気にされている方が多いです。そうした患者様に対して、私が最も得意とし、数多く執刀しているのが「眉下切開(眉下リフト)」という施術です。

ーー眉下切開とは、具体的にどのような手術なのでしょうか?

笠井総院長
 眉毛の下のラインに沿って皮膚を切開し、余分なたるみを切り取って引き上げる手術です。この手術の特徴は、「自然な若返り」が可能であること。二重のラインで切開して皮膚を取ると、どうしても目元の印象が大きく変わってしまい、いかにも「整形しました」という顔になりがちです。しかし、眉下切開であれば、もともとの目の形を変えることなく、たるんで被さっていた皮膚だけを取り除くことができます。
 つまり、別人の顔になるのではなく、「10年前、20年前の自分の目元」に戻ることができるんです。「整形はしたいけれど、周りにバレたくない」「顔を変えたいわけではなく、若返りたいだけ」という方にとって、これほど適した手術はありません。もちろん、傷跡は眉毛に隠れるように丁寧に縫合しますので、時間の経過とともにほとんど分からなくなります。

ーー「自然な仕上がり」というのは、多くの患者様が求めていることですね。

笠井総院長
 おっしゃる通りです。たるんでいる部分だけを正しく取り除けば、不自然にはなりません。逆に、必要以上に引き上げたり、不必要な部分までいじったりすると、いわゆる「整形顔」になってしまいます。
 私は、患者様が本来持っている美しさを引き出すことが美容外科医の役目だと考えています。だからこそ、「自然さ」には徹底的にこだわりますし、不要な手術は「それは必要ないですよ」とハッキリお伝えするようにしています。

ーーもう一つ、先生が注力されているという「フェイスリフト」についても教えてください。

笠井総院長
 「フェイスリフト」というのは、単に皮膚を引っ張り上げるだけの手術ではありません。皮膚の深層にあるSMAS(表在性筋膜)から処理し、たるみの根本的な原因にアプローチする治療です。糸リフトやHIFU(ハイフ)では限界がある深いシワやたるみに対しても、半永久的かつ確実な変化を出せる有効な選択肢の一つです。
 しかし実は、この「本来のフェイスリフト」を正しく行えているクリニックはそう多くありません。料金の安さを売りにするクリニックでは、リスクを避けてSMASを触らず、皮膚だけを切除して縫い縮めるケースが見受けられます。しかし、それでは根本改善にはならず、すぐに後戻りしてしまったり、不自然な仕上がりになったりすることがあります。
 本来のフェイスリフトを行うには、SMASを適切に引き上げる必要があります。ただし、顔面には重要な神経(顔面神経)や血管が密集しています。そのため手術の難易度は極めて高く、解剖学を熟知した外科医でないと手が出せない領域です。
 だからこそ、形成外科専門医としての知識と経験が問われます。当院では、表面的な処置にとどまらず、解剖学に基づいた確かな技術でSMASからしっかりと引き上げます。また、通常の手術で必要な「ドレーン(血抜きの管)」を不要にし、体への負担を抑えているのも当院のこだわりです。

修正手術は「最後の砦」|MOMO CLINICは他院で断られた悩みも受け止める

MOMO CLINICのもう一つの特徴は、他院での手術後の修正相談(セカンドオピニオン)を積極的に受け入れていることです。

ーー修正手術は難易度が高く、敬遠する医師も多いと聞きます。なぜ先生は積極的に引き受けていらっしゃるのですか?

笠井総院長
 確かにおっしゃる通り、修正手術は初回の手術に比べて何倍も難しく、時間も手間もかかります。癒着があったり、組織が硬くなって瘢痕化していたりと、開けてみないと分からない部分も多い。ビジネスとして考えれば、決して効率の良い仕事ではありません。
 でも、誰かがやらなければ、その患者様はずっと悩み続けることになりますよね。私は、「難しいからこそ燃える」という職人気質なところがありまして(笑)。他院で「もう治せない」と断られた患者様が、私の手術で改善し、涙を流して喜んでくださる姿を見ると、医師としてこれ以上のやりがいはありません。美容外科の後遺症外来も行っていますが、まさに「最後の砦」として、困っている患者様を救いたいという一心で取り組んでいます。

笠井 諒 総院長のカウンセリング|患者様の人生に寄り添う

最後に笠井総院長から、カウンセリングで大切にしていることについて伺いました。

そして、美容整形を検討している皆様に向けて温かいお言葉もいただきました。

ーーカウンセリングにおいて、先生が大切にされていることは何でしょうか?

笠井総院長
 「患者様の言葉の裏にある、本当の悩み」を汲み取ることです。患者様は必ずしもご自身の悩みを正確に言葉にできるわけではありません。「目を大きくしたい」と言っていても、実は「きつい印象を変えたい」のが本音だったり、「若く見られたい」のが目的だったりします。
 ですから、私はカウンセリングに十分な時間をかけ、世間話を交えながら、その方のライフスタイルや好み、なりたい自分像を深く掘り下げていきます。
 また、トレンドやメイクの流行もしっかり勉強するようにしています。女性誌やSNSに目を通し、「今の時代はこういう顔が好まれる」「この年代の方にはこういうメイクが似合う」といった知識を常にアップデートしています。
 医学的な正解だけでなく、感覚的な「美しさ」や「今っぽさ」も加味して、その方にベストな提案をする。それがプロの仕事だと思っています。時には、「先生の言う通りにしてよかった!」と言っていただけるような、患者様の想像を超える提案をすることも心がけています。

ーー最後に、美容整形を検討している読者の方へメッセージをお願いします。

笠井総院長
 美容整形は、魔法ではありませんが、人生を前向きにするための素晴らしい手段です。「可愛くなりたい」「若返りたい」という思いはあるけれど、一歩踏み出すのが怖いという方も多いと思います。そんな方は、まずはお話しするだけでも構いませんので、ぜひ一度カウンセリングにお越しください。
 MOMO CLINICに来ていただければ、私が責任を持って、あなたの悩みに向き合います。「ここに来てよかった」「笠井先生に出会えてよかった」と思っていただけるよう、私の持てるすべての技術と情熱を注ぐことをお約束します。

MOMO CLINIC

診療科目美容外科・美容皮膚科・形成外科
住所〒558-0053
大阪府大阪市住吉区帝塚山中3丁目7番3号 TEZUKAYAMA GARDEN PLACE 2F
診療日9:30~18:00
(受付開始時間9:00~)
休診日日曜、月曜、その他
総院長笠井 諒
TEL06-6625-9900
最寄駅阪堺電気軌道上町線「帝塚山三丁目駅」より徒歩0分
南海電鉄高野線「帝塚山駅」より徒歩4分
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この記事を書いた人

診療ナビ」はアドバイザーナビ株式会社が運営する医療情報発信メディアです。開業医の先生方に直接取材を行い、診療への姿勢や先進医療への取り組み、地域医療への貢献、さらには医療業界に対する考えや想いをお届けします。読者の皆さまにとって、医療をより深く理解し、身近に感じていただける発信を続けてまいります。

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