emiスキンクリニック松濤|中崎 恵美 院長|「アトラクティブエイジング」とは?自然なボトックスと全体のバランスを整える方法

2025年11月26日に実施したインタビューを元に執筆しています。

「鏡を見るたびに、増えていく目尻のシワやほうれい線にため息が出る」
「美容医療には興味があるけれど、不自然な顔になるのは嫌」
「表面的なケアだけでなく、体の中から健康的に、根本から美しくなりたい」

年齢を重ねるにつれ、このような悩みを抱えていませんか?

情報過多な現代において、美容クリニックは星の数ほど存在しますが、「ここなら安心して任せられる」と思える主治医に出会うことは、そう簡単ではないはず。

そんなあなたにご紹介したいのが、渋谷の喧騒から少し離れた閑静な住宅街・松濤にある「emiスキンクリニック松濤」です。

皮膚科専門医としての確かな知識と技術、そして漢方を取り入れたホリスティック(包括的)なアプローチで、患者様の「かかりつけ医」として信頼を集めています。

今回お話を伺ったのは、院長の中崎恵美先生。ご自身も一人の女性として、母として年齢を重ねる中で辿り着いた答えは、「アトラクティブエイジング(魅力的に年齢を重ねること)」でした。

心と体のバランスを整える大切さ、そして患者様一人ひとりに寄り添う診療スタイルについて、じっくりと語っていただきました。

目次

中崎 恵美 院長が皮膚科医を選び開業した理由|皮膚は「内臓の鏡」

医師としての原点には、中崎院長自身の闘病経験がありました。

女性として、そして医師として長く働き続けるために選んだ皮膚科医という道と、開業に込めた想いについて伺いました。

ーーまず初めに、先生が医師を志し、その中でも数ある診療科の中から「皮膚科」を専門に選ばれたきっかけについて教えていただけますか?

中崎院長
 私が皮膚科医を選んだ背景には、実は私自身の少し辛い経験があるんです。かつて「膠原病(こうげんびょう)」という病気を患ったことが、皮膚科医としての道を決定づける大きなきっかけになりました。膠原病は免疫の異常によって起こる全身性の疾患ですが、私の場合は最初に皮膚に症状が出てしまって。昔から「皮膚は内臓の鏡」と言われますが、まさにその通りで、皮膚の異常は単なる表面的なトラブルではなく、内臓や全身の健康状態と密接に繋がっていることを、身を持って痛感しました。
 皮膚科というのは、湿疹やニキビといった目に見える症状を治すだけでなく、その背景にある内科的な不調、生活習慣、ストレスなど、全身のバランスを見極める必要がある、非常に奥深い分野です。「皮膚を通して全身を診る」。その医学的な興味深さと重要性に惹かれたのが、一番の理由ですね。

ーー他にも理由はあったのでしょうか?

中崎院長
 そうですね、現実的な視点としては、「一生仕事を続けていきたい」という強い思いがあります。医師という仕事は大好きですが、女性には結婚や出産、育児といったライフイベントがあります。例えば外科のように緊急手術が頻発する診療科だと、家庭との両立はどうしても難しくなってしまうことがあります。
 その点、皮膚科であれば、医師としての専門性を高めながらも、母としての役割も全うできるのではないかと考えました。そして何より、皮膚科は治療の結果が「目に見える」というのが最大の特徴であり魅力です。診断も視覚的にできますし、治療によって症状が改善すれば、患者様ご自身も良くなったことを実感しやすいですよね。「先生、肌が綺麗になって嬉しい!」という患者様の安堵した表情や喜びをダイレクトに共有できることは、私にとって医師としての最大のやりがいであり、エネルギーの源になっています。

ーー現在は松濤にクリニックを構えていらっしゃいますが、渋谷の中でもこの場所を選ばれたのには、どのような理由があるのでしょうか?

中崎院長
 開業したのは2016年になりますが、当時、結婚をして住んでいたのがここ松濤で、ちょうど妊娠・出産の時期と重なっていました。勤務医時代、子どもが急に熱を出した際に仕事を休まざるを得ず、代わりの先生やスタッフ、そして何より予約を入れてくださっていた患者様にご迷惑をかけてしまう状況を見ていて、自分だったら非常に強い罪悪感を感じて……。
 「仕事も育児も、どちらも中途半端にしたくない。責任を持って全うしたい」そう考えた時、自宅の近くで開業すれば、何かあってもすぐに対応できますし、休診にするなどの判断もすべて自分の責任で行えます。誰かに気兼ねすることなく、医師としての責務と母としての役割を両立させるためには、生活圏であるこの場所がベストだと考えました。
 松濤は渋谷駅からも徒歩圏内でアクセスが良い一方で、とても静かで落ち着いたエリアです。患者様のプライバシーを守りながら、ゆったりとリラックスして診療を受けていただける環境としても、とても気に入っています。

中崎 恵美 院長が提唱する「アトラクティブエイジング」|目指すのは「若作り」ではない?

単なる若返りではなく、年齢を重ねることを肯定的に捉える「アトラクティブエイジング」。

中崎院長が考える、真の美しさの定義と、ご自身が実践する美容医療へのスタンスを伺いました。

ーーemiスキンクリニック松濤のホームページを拝見すると、「アトラクティブエイジング」という理念を掲げていらっしゃいます。一般的には「アンチエイジング」という言葉が使われることが多いですが、これにはどのような想いが込められているのでしょうか?

中崎院長
 はい、私は「アンチエイジング」という言葉の持つニュアンスに、少し違和感を覚えています。「アンチ」には「抗う(あらがう)」「反対する」という意味がありますよね。つまり、「加齢は悪であり、時計の針を無理やり巻き戻して若返らせる」というような響きを感じてしまうんです。
 もちろん、いつまでも若々しくありたいと願うのは自然なことですが、例えば60代の方が20代のパンッとした肌や顔立ちに戻るというのは、生物学的にも不自然ですし、それが本当に「美しい」ことなのかと問われると、私は疑問を感じます。
 私が提唱する「アトラクティブエイジング」とは、「魅力的に(Attractive)年齢を重ねる(Aging)」ということです。シワやたるみが全くない能面のような顔を目指すのではなく、その年齢ならではの知性や経験が滲み出るような、年相応の美しさを引き出すこと。健康的な肌艶があり、表情豊かで、生き生きとしている状態こそが、その人を最も魅力的に見せてくれると信じています。

ーー「魅力的に年齢を重ねる」というのは大人の女性にとって、とても勇気づけられる言葉ですね。無理に若返るのではなく、今の自分を輝かせるということでしょうか。

中崎院長
 「あの人、なんだか素敵だな」「年齢不詳だけど、いつも元気で綺麗だな」と思われるような、自然な若々しさを保つお手伝いをすることが、私の目指す美容医療です。私たちのクリニックに来てくださる患者様は、「誰が見てもわかるような劇的な変化」よりも、「久しぶりに会った友人に『なんか綺麗になった?』と聞かれるような自然な変化」を求めている方が多いですね。
 プラスティックのような人工的な美しさではなく、生身の人間としての温かみや品格を感じさせる美しさ。それこそが、これからの時代に求められる本当のアンチエイジング、いえ、アトラクティブエイジングだと考えています。

ーー先生ご自身も、美しさを体現されているように感じますが、ご自身でのケアも実践されているのでしょうか?

中崎院長
 私自身、美容医療が大好きですし、自分が「良い」と確信したものしか患者様には提供したくないという強いこだわりがあります。実は私、ボトックス注射を継続して打ち続けているんですよ。「ボトックスのない人生なんて考えられない!」と言っても過言ではないくらい、私にとっては欠かせないものですね(笑)。
 機械や医薬品・サプリメントに関しては自分が実際に体験して、効果を実感し、安全性に納得したものだけをクリニックのメニューに取り入れています。逆に言えば、どんなに流行っている施術でも、自分が納得できないもの、リスクが高いと感じるものは取り入れません。

emiスキンクリニック松濤で施術できる「自然なボトックス」|徹底したバランス調整とアフターフォロー

「不自然になるのが怖い」というボトックスのイメージを覆す、emiスキンクリニック松濤のメソッドとは。

徹底した調整とアフターフォローで実現する「自然な美しさ」の秘密に迫ります。

ーー先生が愛してやまない「ボトックス」ですが、中には「表情が固まってしまうのではないか」「不自然な顔になるのが怖い」と不安を感じている方も多くいらっしゃいます。

中崎院長
 おっしゃる通りです。残念ながら、ボトックスに対してネガティブなイメージをお持ちの方は少なくありません。確かに、過度な量を注入したり、注入する位置や深さが不適切だったりすると、眉毛が変に吊り上がってしまったり、笑っているのに目だけ笑っていないような、不自然な仮面のような表情になってしまうリスクはあります。
 しかし、これらはボトックスという薬剤自体のせいではなく、施術者の技術やセンス、そして「匙加減」によるものなんです。適切な量と場所を見極めて行えば、ボトックスは今あるシワを改善するだけでなく、将来深く刻まれてしまう「刻みジワ」を予防する、非常に優れた治療法だと考えています。
 そして当院が最も力を入れているのが、この「ナチュラルボトックス」です。私が施術を行う際に一番大切にしているのは、シワを完全に消し去ることではなく、「自然な表情を残すこと」。笑った時には目尻に優しくシワが寄るけれど、真顔に戻った時にはスッと消える。怒っているように見える眉間の縦ジワは抑えるけれど、眉の動き自体は自然に保つ。
 このように、その方本来の表情の魅力を損なわず、清潔感や品格を損なうシワだけをコントロールすることにこだわっています。

ーー「シワをゼロにする」のではなく、「コントロールする」ということですね。その絶妙な仕上がりを実現するために、先生が行っている具体的な工夫について教えてください。

中崎院長
 一番のこだわりは、施術から2週間後にご来院いただき、経過を確認させていただく「タッチアップ(調整)」です。ボトックスの効果は、施術直後ではなく、数日してから徐々に現れ始め、約2週間でピークを迎えます。一度の注入でいきなり100点満点を目指そうとすると、どうしても効きすぎてしまうリスクが高まります。
 ですから当院では、最初の注入はあえて「控えめ(マイルド)」に行い、効果が最大になる2週間後の状態で診察を行います。そこで、「もう少しここを効かせたい」「左右差が少し気になる」「眉が動きにくい感じがする」といった点があれば、無料で追加注入を行って微調整をしますよ(※再診料は別途)。

ーーアフターフォローまで徹底されていると、患者様にとって非常に安心感がありますね。

中崎院長
 そう言っていただけると嬉しいです。お顔の筋肉のつき方や動きの癖は、一人ひとり全く異なりますから、マニュアル通りの打ち方では対応しきれないんです。「もう少しここをこうしたい」という患者様の細かなご要望に寄り添い、一緒に理想の状態を作り上げていく。このプロセスこそが、患者様の満足度を高め、信頼関係を築く上で欠かせないものだと考えています。
 ボトックスは3〜4ヶ月で徐々に効果が薄れていきますが、定期的にメンテナンスをすることで、深いシワが刻まれるのを防ぎ、5年後、10年後のお肌の状態に大きな差をつけることができます。まずは「怖い」というイメージを捨てて、一度カウンセリングにいらしていただきたいですね。

中崎 恵美 院長のカウンセリング|「心に寄り添う」診療を目指して

クリニックの敷居を下げ、患者様が安心して悩みを打ち明けられる空間づくりへのこだわり。

対面診療を重視し、心の声まで聴く丁寧なカウンセリングについて伺いました。

ーークリニック作りにおいて特に意識されていることはありますか? 松濤という場所柄、少し敷居が高いと感じてしまう方もいらっしゃるかもしれません。

中崎院長
 確かに「入りにくい」と言われることもありますが(笑)、当院は選ばれた人のための場所ではありません。小さなお子様からご年配の方まで、地域の皆様に愛されるクリニックを目指しています。
 内装に関しては、「病院らしくないこと」を強く意識しました。病院特有の真っ白で冷たい感じや、消毒液の匂いがするような空間は、どうしても患者様を緊張させてしまいますよね。そこで、デザイナーさんと相談して、少し大人っぽい紫をテーマカラーにしつつ、美容の施術スペースは淡いピンクやグリーンを取り入れるなど、リラックスして過ごしていただける「居心地の良い空間」作りにこだわっています。
 また、プライバシーへの配慮も徹底しており、診療スペースは完全個室です。他の方と顔を合わせることなく、安心してご相談いただける環境を整えています。

ーー完全個室なら、コンプレックスや悩みを打ち明けやすいですね。診察の際に、先生が心がけていることは何ですか?

中崎院長
 何よりも「対話」を大切にすることです。最近はAI診断やオンライン診療も普及してきましたが、私はやはり対面での診察にこだわりたいと思っています。患者様が診察室に入ってくるときの歩き方、表情の暗さや明るさ、肌の質感、話し方のトーン……そういった情報のすべてが診断のヒントになるからです。
 特に、美容の悩みは心の悩みと直結していることが多いです。「シミが気になる」という訴えの裏には、「老けて見られるのが辛い」「自信がなくて外に出たくない」といった深い悩みが隠れていることもあります。
 時には、お話を聞いているうちに患者様が涙を流されることもあります。そういった心の声に耳を傾け、ただ治療を提供するだけでなく、心まで軽くして差し上げるようなカウンセリングを心がけています。

ーー先生の温かいお人柄が伝わってきます。アフターフォローについてはいかがでしょうか?

中崎院長
 施術をして「はい、終わり」ではなく、その後の経過もしっかり見守りたいと考えています。当院では公式LINEを活用しており、帰宅後に不安なことや質問があれば、いつでもメッセージを送っていただける体制を整えています。
 「少し赤みが出たけれど大丈夫?」「次はいつ行けばいい?」といった些細なことでも、気軽に繋がれる環境があることで、患者様の安心感に繋がればと思っています。

emiスキンクリニック松濤の内外アプローチ|西洋医学と東洋医学(漢方)

emiスキンクリニック松濤では西洋医学だけでは届かない悩みに、東洋医学(漢方)のアプローチで応えています。

体全体のバランスを整え、根本的な解決を目指すホリスティックな治療方針について伺いました。

ーーemiスキンクリニック松濤のもう一つの大きな特徴として、漢方薬を取り入れた治療を行っていらっしゃいます。なぜ、最先端の美容皮膚科で、あえて古来からの漢方を取り入れようと思われたのでしょうか?

中崎院長
 皮膚科医として長く診療を続ける中で、西洋医学だけではどうしても解決しきれない「壁」を感じることがあったからです。例えば、ニキビ治療で抗生物質や塗り薬を使えば、一時的には良くなります。しかし、薬をやめるとまたすぐに再発してしまう、あるいは生理前になると悪化してしまう……という患者様がたくさんいらっしゃいました。
 「なぜ治らないんだろう」「何か他にアプローチできる方法はないか」と模索していた時、ある漢方薬メーカーの方との出会いをきっかけに、漢方の可能性に気づきました。そこから北里東洋医学研究所病院で研修し漢方を学び、診療に取り入れるようになりました。
 西洋医学が「症状(病気)」をピンポイントで攻撃して治すのが得意なのに対し、東洋医学(漢方)は「人(体質)」全体を見てバランスを整えるのが得意です。例えば、繰り返すニキビの背景に「冷え」や「ホルモンバランスの乱れ」、「胃腸の弱り」が隠れていることはよくあります。漢方薬で体の内側から巡りを良くし、土台を整えてあげることで、結果として皮膚トラブルが起きにくい体質へと変わっていくんです。

ーー「皮膚は内臓の鏡」という先生の言葉が、ここでも繋がってきますね。どのような悩みを持つ方に漢方はおすすめですか?

中崎院長
 慢性的な肌荒れ、ニキビ、アトピー性皮膚炎などはもちろんですが、なんとなく体調が優れない、疲れが取れない、生理不順がある、といった「未病」の状態の方にもおすすめです。
 当院では、西洋医学的な即効性のある治療(レーザーや注入治療など)と、東洋医学的な根本治療(漢方)を、患者様の状態や希望に合わせて柔軟に組み合わせて提案しています。「塗り薬だけでは良くならない」「体調も整えながら美肌になりたい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。舌診(ぜっしん)や脈診(みゃくしん)を行い、オーダーメイドの漢方を処方させていただきます。

emiスキンクリニック松濤のこだわり|安心・安全を目指した機器選び

中崎院長は、治療に使用するものは自らが試し、納得したものだけを提供すると語ります。

患者様の未来を一番に考え、時には「NO」と伝える誠実な姿勢について伺いました。

ーー特に注目されている、あるいは中崎先生がお気に入りの治療機器はありますか?

中崎院長
 最近、特に手応えを感じているのが「フォトナレーザー」という複合レーザー機器です。これは非常にユニークな機械で、皮膚の表面からだけでなく、なんと「口の中(口腔内)」の粘膜側からもレーザーを照射することができるんです。
 お口の中から頬の内側に熱エネルギーを与えることで、皮膚の深層部にある筋膜や組織を引き締め、ほうれい線やマリオネットライン、たるみを強力にリフトアップする効果が期待できます。

ーー口の中から照射する!それは画期的ですね。痛みやダウンタイムはないのでしょうか?

中崎院長
 粘膜は皮膚に比べて熱を感じにくいので、痛みは温かさを感じる程度で、麻酔なしでも受けられる方がほとんどです。ダウンタイムもほとんどなく、直後からメイクもお食事も可能です。また、この機械はいびき治療や、目の内側(あっかんべーをした赤い部分)からの照射で目の下のたるみケア、さらには婦人科形成(膣の引き締め)など、一台でマルチに活躍してくれます。
 これももちろん、導入前に私自身が何度も試しました。実は私は過去に、新しい製剤を試して失敗し、肌に凹凸が残ってしまい、治るのに2年もかかったという苦い経験もしています。それが患者様でなく自分で本当に良かったと思いましたが、だからこそ、安全性と効果の検証には人一倍厳しいんです(笑)。

ーー失敗談も隠さずに話してくださる先生の姿勢に、逆に信頼感を覚えます。患者様に対して、時には治療をお断りすることもあるのでしょうか?

中崎院長
 はい、あります。私は患者様に嘘をつきたくありませんし、不必要な治療でお金を頂こうとも思いません。例えば、若いお嬢さんが「もっと鼻を高くしたい」「ここを変えたい」と、ご自身の元の美しさを損なうような過剰な変化を求めて来院された場合などです。客観的に見てバランスが崩れてしまう、あるいはその方の魅力を半減させてしまうと感じた時は、「今のままで十分素敵ですよ」「それはやらない方がいいです」とはっきりお伝えします。
 美容医療は魔法ではありませんし、整形を繰り返して「誰かわからない顔」になってしまうのは、私のアトラクティブエイジングの理念とは異なります。時には厳しいことも言うかもしれませんが、それは患者様の人生と真剣に向き合っているからこそ。かかりつけ医として、患者様が長く幸せでいられる選択肢を一緒に考えていきたいです。

emiスキンクリニック松濤のこれから|男性や新たな悩みにも対応

女性だけでなく、男性の美容ニーズや新たな診療体制の拡充について。人生のパートナーとして、患者様のQOL向上に貢献したいという熱い想いを伺いました。

ーー最近は、男性の患者様も増えていると伺いました。

中崎院長
 そうですね、ここ数年で随分と増えました。経営者の方や人前に出るお仕事をされている方を中心に、シミ取りやイボの除去、眉間のシワへのボトックスなどを希望される40代〜60代の男性が多いですね。清潔感を保つことは、ビジネスにおいても信頼感に繋がり、プラスに働きますから。また、最近ではニキビ治療や薄毛(AGA)治療を専門とする先生方もチームに加わってくださり、より幅広いお悩みに専門的に対応できる体制が整ってきました。育毛外来などもニーズが高まっています。

ーー最後に、現在お肌の悩みを抱えている方や、来院を迷っている方へメッセージをお願いします。

中崎院長
 鏡を見て落ち込んだり、コンプレックスを抱えたまま過ごすのは、とてももったいないことだと思います。シワが一つ薄くなるだけ、シミが消えるだけで、人の心は驚くほど明るくなり、性格まで前向きに変わることがあります。見た目が整うことで自分に自信が持てるようになり、それが日々の行動や人生の質(QOL)を向上させる。これこそが美容医療の本当の価値だと私は信じています。
 改めて強調させていただきますが、emiスキンクリニック松濤は、特別な人のための場所ではありません。「ちょっとここが気になるな」「疲れているように見えるのをなんとかしたいな」という、日常の延長線上にあるお悩みを気軽に相談できる場所でありたいと思っています。
 治療をするかどうかは、カウンセリングを受けてから決めていただければ大丈夫です。あなたの「バランス」を整え、本来の魅力を引き出すお手伝いをさせていただければ嬉しいです。スタッフ一同、温かくお迎えいたしますので、どうぞ安心していらしてください。

emiスキンクリニック松濤

診療科目皮膚科・美容皮膚科
住所〒150-0046
東京都渋谷区松濤1−7−10-101
診療日(月・水・木・金・土)
9:30~18:00
※17:00受付終了
※土は12:00受付終了、13:00診療終了
※月曜日祝日の場合、火曜日診療いたします
休診日火曜・日曜・祝日
院長中崎 恵美
TEL03−3468− 3711
最寄駅JR各線/東急東横線/東京メトロ副都心線/京王線 「渋谷駅」より徒歩5分
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この記事を書いた人

診療ナビ」はアドバイザーナビ株式会社が運営する医療情報発信メディアです。開業医の先生方に直接取材を行い、診療への姿勢や先進医療への取り組み、地域医療への貢献、さらには医療業界に対する考えや想いをお届けします。読者の皆さまにとって、医療をより深く理解し、身近に感じていただける発信を続けてまいります。

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